自殺防止マニュアル

キッチン
キッチン

キッチン読了。

著者の事は名前だけ知っていたが、彼女の作品は初めて読んだ。

この作品は死について考えさせられる。
死そのものではなく、死んだ後に残された家族の心情を深く描写された作品。

死ぬのは怖くない。しかし、その後に残された家族や恋人の気持ちが綴られている。
実際に自殺しようとした人がこの本を読んで思いとどまった人はいるのではないだろうか?

良い意味で自殺防止マニュアルである。
しかも、暗い話題にも関わらず、読み終わった後は爽快感がある。

気楽に読めるのも良い点
そりゃーベストセラーになるわな。

寝そべりながら、くつろぎながら読むのに最適な1冊。
ぜひ!