宮本武蔵とイチロー

生徒から「この本読んで下さい」と言われて、渡されたのが武蔵とイチローという本です

その生徒さん、やたら宮本武蔵の話が好きで、いつも二刀流の素晴らしさを説いています。
パソコンも「WindowsMacの二刀流で頑張ります!!」
と気合十分でした。
話がいつも面白くて、生徒さんそのものが愉快な方でした。

まー私も宮本武蔵好きですけどね。
吉川英二の宮本武蔵の小説は2回読みました。
多少武蔵は誇張されている感はありますが、それでも戦さにおいては最強といって良いでしょう
吉川作の宮本武蔵像は力強いイメージですが、宮本武蔵イチローの本を読むと、武蔵は力強いというよりも
しなやかという説明がしていました。

対してイチローも柔軟でしなやかで共通点があるという話です。
いつも、柔軟体操をして、体を柔らかくしています。
イチローもインタビューで「筋トレは必要以上にしない」と言っていましたね。
筋トレしすぎると、人間の本来持っているセンサーが壊れるとの事。

プログラミング言語も同じように、
「機能を詰め込みすぎると、かえってその言語をマスターするのに時間がかかる。
不必要に機能を詰め込みすぎるのはよくない」
と言えるのではないでしょうか。

私がawkを好きなのはこの点です。
やはりシンプルイズベストです。

それはともかく、この本、なかなか面白かったですよ。
イチロー好き、もしくは武蔵好きであれば、一気に読むことが出来るのではないかと思います。
秋の夜長にどうぞ。