何も考えずに突き進め。組織論の教科書
燃えよ剣読了。
新選組の土方歳三の生涯がこれで分かる。
前作がサイドストーリーなら今作品は本編といえるだろう。
恥ずかしながらこの年になるまで、新選組の事は知らなかった。
この主人公の土方歳三の名前さえ知らなかった。
彼の生きざまを見たときに、学問というのは、ただ学ぶだけでは意味の無いことが理解出来る。
彼は学が無かった。であるがゆえに、独自の嗅覚でことごとく戦さに勝ち続けてきた。
学がダメと言っているのではない、学を活かしていないなら、学ばない方がましである。
彼は学がない分、何も考えずに突き進んでいった。
学校で学んだだけでは役に立たない。
それを活かして初めて役に立つ。
改めて、学校の教育だけでは無意味であることを知った1冊です。
また、組織論を学ぶのにもうってつけだ。
組織をどのように動かしていくのか。
上司や部下とどのように接していくのか。
下手な自己啓発書より100倍為になる本である。